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千葉県神崎町のホールの情報が登録されていません。

なんじゃもんじゃ。 〈二人は公園に這入った。 夾竹桃で囲まれた広場を斜めに抜ければ、男のアパートはすぐである。紫紅色の花弁をつけた繁みが風に揺れている。乱れた雲の裂け目から一条の光が洩れた。不意の夕日は樟の梢を燃えあがらせ、掃き清められた地面を明るくした。ボタンほどの小石が日の落ちた箇所で、濃い影を帯びてくっきりと浮きあがる。〉(「水晶」野呂邦暢、角川文庫『壁の絵』収録) 植物の名前がよくわからない。往来を歩きながら、見てそれとわかるのは、樹木では桜、梅、公孫樹、松、紅葉、杉の木といったあたりか。柿は実家の裏庭に植えてあったからなんとかなるし、椿三十郎のおかげで椿もわかるだろう。あとは正直、ようわからんのだ。 小説を読んでいると、当たり前の話だがたとえば上のように植物の名が登場してくる。「夾竹桃」(きょうちくとう)、「樟」(くすのき)。名詞としてはそれなりにお馴染みであっても、実物のイメージができないまま読みすすめてしまう。せっかくの描写が台無しで、もうしわけないやらなさけないやら。 いちおう、部屋での読書であれば、辞典図鑑のたぐいを引くことができる。講談社の『カラー版 日本語
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